フォーシーズン通信夏号発行!

梅雨明け前なのに、東京はf:id:gekidan1:20170712090946j:plain真夏の太陽に照らされています。7月1日発行のフォーシーズン通信は、ちょっと間抜けなコメント文となってしまいました。

九州では豪雨で被害が出てますが、東京辺りは、カラ梅雨になるのでしょうか。

フォーシーズン通信夏号は、墨田区墨東地域のカフェなどに置かせていただいてます。興味のある方 はもちろん、関心がない方もぜひお持ちになってゆっくり御自宅などでお読みください。なおフォーシーズン通信プレ号、春号のバックナンバーがありますので、ご希望の方は、お知らせください。また、お店も限られていますので、ほしい方には差し上げますので、ご連絡ください。f:id:gekidan1:20170712090946j:plain

演劇で遊ぼう!

1回目の「フォーシーズン演劇クラブ」の活動報告です。

お天気に恵まれて、風も心地よく吹いて、気持ちの良い亀戸中央公園でした。平日なので人は少なく、広々した公園を移動しながら楽しみました。

まずは、時計台の所でリラックスエクササイズ。数パターンの動きで身体を解しました。

それから滑舌練習のため、声出し。ちょうどステージのような台になっていて気分よく何度か繰り返しました。

場所をスポーツセンターがある方に移動。そこには大きめの木製のテーブルと椅子が点在してます。木々によって日陰になる所で、しばし今後のレッスン内容を考えました。

いよいよ台本を取り出し、音読。普通に演じてましたが、長いので途中から黙読となりました。全部の役を演じ分ける楽しさはありますが、やっぱりシンドイです。お相手がいた方が、もちろん嬉しいし、楽しさ倍増でしょう。

久しぶりに演劇人に戻った気がしましたが、思いは、少しでも多くの人たちと共に楽しみたいという事なのです。ストレス発散、リラックスは、以前からお伝えしてましたが、やっぱり演劇は面白いのです。それは人間の面白さでもあります。今回使用する台本〈丸山家の人々〉もストーリー展開の面白さはありますが、何と言っても登場人物の個性の面白さが際立っています。誇張はあるとしても、そこかしこにそんな人たちがいるのですよ。そんなおかしな人間になってみる、それだけでも人生がf:id:gekidan1:20170620130248j:plainf:id:gekidan1:20170620130618j:plain楽しくなりませんか。


若き日の記憶

新国立劇場小劇場公演『マリアの首』を観劇。すっかり忘れていた上京1年目の自分が蘇って来ました。私は、劇団の研究生の中では若い方で、二十代半ばの仲間も何人かいたようです。全く芝居が初めてという人はほとんどいなくて、私のように高校時代演劇部だったり、児童劇団出身者、大学で演劇をやっていた人もいたようです。だからある程度実力があったのでしょう。だから卒業公演に、この難しい芝居が選ばれたのかも知れません。しかしそうだとしても、戦後生まれの私たちが内容を理解するのは、現代より難しかったのでは、と思えます。今よりある面平和な時代だったようですから。演出家の先生たちは相当苦労したでしょう。発音指導の先生に、被曝者の方がいらっしゃいました。結構年配の方でしたが、常に死と隣り合わせのような事をおっしゃってましたね。当時の私たち、戦争を知らない子供たちは、果たしてどれだけ、あの『マリアの首』の深いドラマ世界を理解したのか疑問です。それでも共に創り上げて行った経験は、貴重な宝物。そして輝かしい青春の思い出となりました。仲間の顔が浮かびました。すっかり忘れていた若き日の彼等が、今回の芝居観劇で眼前に見えて来ました。嬉しかったです。付き合いのあるのは、逢う事がまれの一人くらいで、その後の消息は知らない人ばかりです。亡くなった人もいるかも知れません。それでも次々出て来る楽しかった記憶、何だかとても有難い気持ちになりました。

いつまでも気持ちは青春の私ですが、若い青々と瑞々しいあの時代は帰らずです。若き日の辛い思い出はありますが、やっぱりそれも含めて青春は美しい、と私は思います。


ソラマチファション店巡り、御報告

初夏という事で、ファションコーディネートの参考には、あまりならなかったようですが、今年の夏にむけてのファション傾向は、見えて来ました。

どこか昔スタイル、デザインが戻っているようです。流行は繰り返すのですね。フォークロアデザインのブラウスや、昔風ジャケットがあったりしました。色彩的には今一という感じで、特にカジュアル服は、どの店も大差なく、これ、というトップとボトムのグットコーディネートーはほとんどなかったですね。季節的な傾向でしょうか、白っぽい色が多かったようです。気になったのは、強烈赤と紺色の組み合わせですね。トップとボトム、カラーはそのままでもどちらかを優し色、ソフトカラーにするべきです。他のファションビルなら、違ったかも知れませんが、ソラマチのファション店は、センスが良いとは言えない店が多かったというのが、私の素直な感想です。ファション好きの販売員の方たちは、もっと色彩コーディネートを学んでほしいです。そして一般の方々も、新しい衣類をお求めになる場合は、カラーの専門家のアドバイスを受けるか、色彩の事を学びましょう。せっかく購入した素敵なデザインの物を、色で失敗したらつまらないですよ。

パーソナルカラーがメインのカラーリスト桂が、いつでもあなたに合ったアドバイスを致します。誰かのマネじゃなくて、自分らしさをアピールしましょう!


初舞台の思い出

今月25日観劇に行く「マリアの首」が私の初舞台、プロとしての第1歩です。実際は演劇研究所の卒業公演でした。しかし役者は俳優の卵でも、演出家や舞台装置などスタッフの方々は、皆プロでした。特にマリアの首を作られた方は、有名な美術家の方で、すばらしい石像でした。

私は20歳でしたが、娼婦役でした。女性人は、10代の女の子を含めほぼ皆、娼婦役でした。今考えると、卒業公演にこの作品をやったというのは、凄い事です。内容はとても深く、難しかった。と記憶してます。でもストーリーは、すっかり忘れてしまいましたね。ラストシーンが感動的だった事だけは記憶に残ってますけど。ただ強烈に覚えている事があります。全く初体験のタバコ。舞台上で吸う役でしたから、必死で様になるように、練習しましたね。それにしても、成人していない人もいたのに、なぜこの芝居を劇団は、卒業公演に選んだのか、不思議です。作品は、素晴らしくとも、若い役者たちには、ちょっと難しすぎたし、役柄的にも無理があったような気もします。高校時代も演劇部だったので舞台経験はありました。でもその舞台は、学生演劇とはあまりに違ってました。何がって、迫力の違いです。

もうすぐこの芝居を観に行きます。今度は客席から、芝居に再会するのです。本当に楽しみです。2017年の今だからこそ、原爆の悲劇を描いたこの作品を、上演する意味があるのでしょうね。因みにその我初舞台は、40年も前の事です。びっくり!


思い出の演劇公演

2017年の5月、ゴールデンウイークが終わってから、一挙にイベントが続きます。自身主催の2本のイベントは、参加人数はどうあれ楽しみですが、一番のお楽しみは、久しぶりの観劇です。ドキドキワクワクしています。

それは単に観たかった演劇、というものではないから。この作品が、我初舞台で出演したものだから、スペシャルなのです。題名は、「マリアの首」昔の話、昔の作品。この作品に、この舞台に再会する事になるなんて。我波乱の人生においても、大ハプニングですよ!