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家族だった相棒と、おさらばしてから思う事

悲観的な事は言いたくないし、そういう思いも、なるべく心から追い出したい人、それが私。しかし毎日毎日、この世から去って行く人は多い。老衰で亡くなるなら、大往生となるのだろうが、まだまだこれから、という年齢での死は、やっぱり辛く悲しい。

今年2017年は、私にとっても一つの死が、今までとは違う心持ちにさせている。少なくともここ20年とは全く違う。いつも近くに存在した唯一の人間が居ないという毎日。完全なる自由を与えられたが、案外慣れない自分に、「あら?」と思っている。相棒、これがぴったりの相手だった。パートナーなんていう感じじゃない。20年の間はケンカ相手、甘い恋愛気分、自分を失いかけた時期もあったが、二人で一つではなく、それぞれが一個の人間として生きていた。理解不能な事は多々あったが、いてくれるだけで、有難かった、と今更のように思う。突然居なくなった相棒君。しょうがない事だから、もはや悲しんではいない。しかし作家修行をしている私だが、まだこの体験を作品には出来ないようだ。今は、なるべく笑える物語を創作したいと思っている所だ。