人が集まる、についての考察

6月29日、珍しく私は夜のパフォーマンスライブに行って来ました。いや、そう言えば八広の公共施設でのジャズライブにも6月始めに行ったし、サッカーワールドカップの試合をプロジェクターで観に、カフェにも行っているので、この6月は夜に結構活動しています。といっても、それは皆受け身。積極的に自ら何かやっているのではありません。しかし、その受け身の場所に多くの人が寄り集まる様を見て感じる事がありました。

人は人を呼ぶのですね。興味関心は人様々でしょうが、人が集まる所には何があるのでしょう。

そう考えるのは、私が企画出演の場には、全くと言っていい程、人が寄って来ないからです。劇団をやっていた時からの謎なのです。もちろんメジャーな人たちなら、名前だけで人を呼べるのでしょうが、そうじゃない場合、宣伝に限りがある個人活動の場合、SNSを活用した所で、私に限って言えば、効果無しです。もはや、人脈を広げる努力をする気力や体力はありません。しかし、大いに活力充分の年代の時でも、集客という課題は常に頭を悩ませていました。

さて、人が集まる場合には何があるのでしょう。人を惹きつける魅力があるのでしょうね。でもそれだけではない。人の思いの強さ。企画する側の思いの強さを受けて、人を呼ぶのでしょう。それには呼ぶ側の多くの人の力が必要です。とても一人じゃ無理。独り善がりの企画になり兼ねないのです。

多くの人が集まっている場所に身を置いて、その群衆の一人になって楽しむ時間。それは、ステージと観客とが作る素敵なひと時ですね。しかし私の場合は、受け身の人生でいられないのです。この先も自らやりたい企画があれば、一人でチャレンジして行くはずです。人生は自ら創って行くものですからね。