お風呂と瞑想、そしてブララン体操

長年親しんでいる、前はリラックスエクササイズと言っていたブララン体操。身体を0に戻す体操なので、瞑想に近いものがあるなあ、とは思っていました。それが、これまた長年親しんでいる銭湯で発見!心身が解れリラックスすると、瞑想状態になる事に気付いたのです。つまり心を無にする瞑想は、身体を0にする事なのですね。

以前、このリラックスエクササイズを広めようと活動していた時、腰痛や肩こりの緩和だけではなく、感性の発掘、柔軟的な心を育てるという事でもあったのを思い出しました。

銭湯の湯船の中で、すーと頭から抜けていく感じがあり、まさにこれはブララン体操と同じ感覚だったのです。という事は、銭湯に行かなくとも、瞑想道場に行かなくとも、このブララン体操を身に付ければ、自宅で瞑想に近付けるという事です。

ネット時代となり情報過多の現代、心を無にする時が誰にとっても必要です。自分を見つめる事の重要性は増しています。

私がやっているパーソナルカラーとブララン体操は、根本の所では繋がっていますね。自分を無、ゼロにしなければ自分が見えて来ないでしょうし、自分を知りたいとも思わないでしょう。自分を活かして生きられたら幸せですよね。そのために心を無にして、心の窓を開けましょう!

御一緒にブララン体操で、心身共にリラックス。頭から抜けていく感覚を味わいませんか?これって、邪念が抜けて行ってるのでしょう。お風呂で味わう気持ち良さが、体操後に感じられます。グダグダと身体を揺らす「ブララン体操」。お勧めです。カルチャースクールでも指導経験のある桂のおもしろレッスンで、自由な心を取り戻しましょう!

フォーシーズン通信 夏旅の風景

f:id:gekidan1:20190902104551j:plain2019年の夏旅は、8月下旬になった事もあり、天候も雨模様の日が多かったのが残念!それでも初の四国入りをしました。

さて各地の風景から、(ほとんど駅周辺ですが)それぞれの街のエリアカラーや雰囲気を辿って行きたいと思います。写真の①〜④は岡山の街。路面電車が走っていて、それだけでも穏やかな雰囲気を感じます。新しい建物、ビルも立ち並んでいても、駅から近場に川が流れ緑溢れる公園があり、向こうに岡山城が眺められます。③の古い食堂らしき平屋のお店や、④の緑の街路樹をバックにした可愛らしい交番などがあって昭和がまだまだ残っています。全体的に街中に緑が多いですが、明るさよりも渋さを感じます。和色の中にモダンな色がアクセントになっているような…。⑤〜⑨は、四国地方になって松山。こちらも路面電車が走っています。やはり愛媛県なので電車はみかん色。緑の樹木をバックにオレンジ色が映えますね。⑦はモクモクした樹木の絨毯の上に、お城らしき建物が見えます。⑧の駅舎も昔ながらの可愛い建物。建て替えて新しく立派な駅舎に変わっている所が多いのでほっとします。松山は、みかん色の温かさが街を表していますね。⑩は途中下車した高松駅舎。新しくなっていますが、スマイルステーションとなっていて、モダンでもチャーミングですね。⑪〜⑬が徳島。落ち着いた雰囲気がありますが、駅前は南国ムード。徳島は水都なんですね。バスの車体は水色だったし、⑬の電車の色も白と水色。⑫は駅内の通路にかかっていた阿波藍の横断幕。昔ながらの通路にぴったりです。阿波踊りはずっと続いているお祭り。全体的に青系のエリアカラーですが、太平洋側や日本海側の海沿いの町とは違う明るさの中の伝統が息づいているのが、四国のようです。さて、⑭は四国ではありませんよ。名古屋市内に残る古い町並みです。あいちトリエンナーレで訪れた四間町で入った古民家カフェ。店主さんとの会話から、穏やかなムードが感じ取れ、大都会名古屋にこういう場所が残っていて、アートイベントに活用されている事に、ちょっと感動しました。⑮⑯も名古屋です。⑮は映画館。名前がいいですね。芝居小屋かと思ったら映画のロードショー館なんです。昭和の映画館のままの懐かしい建物に地方都市の良さを感じました。⑯は公園内にある名古屋市美術館の地下にあったオブジェ。モダンでも派手さはなく親しみやすい建物の地下もほっとする空間でした。名古屋市のエリアカラーは、モダンな都会色の中に昔ながらの和色が挟まれているようでした。

フォーシーズン通信8月号

f:id:gekidan1:20190804113215j:plain今年の夏は、中々やって来なかったのですが、梅雨明けと共に熱々の太陽を受ける毎日となりました。夏を感じる色って何でしょう。空の青、海の青、涼しさを感じたいのでヒンヤリ感じるブルーや太陽に映える白も夏を感じますが、私が一番にイメージするのは向日葵の黄色です。太陽そのものは白っぽいけど、強い日差しを受けて美しいのは、向日葵の黄色です。

さて、黄色は色とホルモンの関係からは、自律神経に作用をして笑いを生む色で、効果としては沈痛、明朗にさせる効果があるようです。つまりパーソナルカラーから見ると、向日葵っぽい人、黄色がよく似合う春のスプリングタイプの人と共にいれば、落ち込んだ時などに心が和んだりするのかもしれません。しかしながら、パーソナルカラー4タイプ、それぞれにちゃんと黄色の色を持っているのですよ。明るさが一番なのは、春スプリングタイプですが、夏サマータイプは、ライムライトという優しくて上品な色。秋オータムタイプは、サフランイエローのちょっとくどい感じの色で、どうしても秋色ですが…。冬ウインターは、鮮やかなレモンイエローを持っています。春タイプの人以外でも自分の持っている黄色を活用すれば、自力で明るくなれますよ。身に付ける衣類て活用出来れば一番良いのですが、勇気がない場合は、小物類で黄色を取り入れたらと思います。黒っぽい洋服に黄色のバックをコーディネートしたり、ハンカチを黄色にするだけでも気分が変わりますよ。しかし何と言っても、春タイプが黄色系の色を沢山持っています。タンポポ色や卵色は彩度の高い黄色ですが、サンシャインイエローという穏やかな黄色も持っています。一口で言うと、春タイプの人は、多くが明朗活発な人たちと言えるでしょう。細かい性格は育った環境や時代など、多くの要因で違って来ますが、黄色を他のタイプより持っているのですから、根本的には明るいはずです。

黄色の色は好きじゃない、という方もいるでしょうね。強烈な夏のイメージで暑苦しく感じ、クールなブルーに惹かれる方も多いかもしれません。確かに、猛暑続きの夏は白っぽい色、淡い色が好まれます。つまり、夏は涼やかな夏タイプの人の近くにいた方が、涼しさを感じるのかな?夏タイプはほぼ淡い色調のソフトタイプですからね。もちろん持っている色の中には、赤っぽい色が多く、激しさは他のタイプに比べ強かったりしますが。ちょっと黄色から離れましたが、やっぱり黄色は夏の色です。向日葵畑を眼にすると、心が浮き立ちます。それでも肉体的に弱っている時に、元気になろうとしてそんな場所に行くのは、止めた方がいいようです。強烈な太陽を受けた強烈な黄色が、心身共に疲れさせます。これは私の体験で感じた事です。

さあ、まだまだ暑い夏、夏バテに気をつけて、それぞれの楽しみ方で少しだけ大胆になって、日々を穏やかに送って行きましょう!

フォーシーズン通信7月号 2

f:id:gekidan1:20190617145314j:plainf:id:gekidan1:20190710112256j:plainゼロ体操についての2回目です。前回でこの体操の元が役者の基礎訓練として行われていた事には触れましたが、私が月1でやってますフォーシーズン演劇クラブでも解放運動として実施してます。まだメンバーが定着してませんので、ほぼ単独レッスンになっていますが…。

さて演劇クラブの活動は、夏場8月は特別企画のサマーレッスンになりますが、そのレッスン序盤で実施するのが、ゼロ体操です。

さて、なぜ今までリラックスエクササイズや、ゆるゆる体操としていたのをゼロ体操という名に変えたのかと言いますと、それは心身共に0の状態に戻すための体操なので、この名称にした方が分かりやすいと思ったからです。完全なるリラックスを求めるこの体操は、邪念を取り除き無の状態にする事でもあるので、瞑想に近いものがあります。瞑想と違うのは、身体を動かす事で、力を抜いていくのでヨガっぽいですが、(ヨガのポーズより楽)心身共の無、ゼロにして行こうとしているのです。特徴としては、掛け声をかけながら身体を動かす事ですね。五感との関係は、感性が鈍くなっている現代人には、この無の状態が必要だからです。情報過多の現代、頭の中がごちゃごちゃしたら、身体を動かすのが良いと、誰もが思っていても中々時間的な余裕がなかったり、運動嫌いだったりして、実行出来ずにいる方は多いでしょう。このゼロ体操は、動きを覚えてしまえば、お家の畳一畳のスペースで出来る体操、手軽です。この体操は、個人指導が最適ですが、知っていただくために、どこかスペースをお借りして実施したいと思っていますが、まずはフォーシーズン演劇クラブのサマーレッスンに御参加ください。一部ではありますが、お教えします。直ぐに知りたい方は、我六畳間の畳部屋アトリエフォーシーズンに御予約の上、お越しください。

フォーシーズン通信7月号 1

f:id:gekidan1:20190713091001j:plain「ゼロ体操」またの名をブララン体操とは何?

今回はカラー関係ではなく、どちらかというと演劇に関係している、以前は「リラックスエクササイズ」とか「ゆるゆる体操」とか言っていた身体運動の事についてお話します。

身体を0の状態に戻す、究極のリラックスを目指す体操なのです。ヨガに近い部分もありますが、イメージを大切にする所が演劇的でしょうか。元々役者やオペラ歌手を目指す人たちの身体訓練として「こんにゃく体操」という名で伝えられたものが元です。それを私桂が一般の人に伝授したいと改良しました。ですから基本は、私の演劇修行中に教えてもらった「こんにゃく体操」です。

ずいぶん前にカルチャースクールなどで、肩凝りや腰痛を緩和させる体操として、私は教室を持ってましたが、中々広がらず(パーソナルカラーも同じですが)自然に遠ざかってました。たまに個人的にお教えする時はあっても、積極的に広めて行こうという気持ちはなかったのです。しかし令和という新しい時代になって、パーソナルカラーは好きを追求する事にしたのですが、そのために5感を活かす事が大事だと考えて浮かんで来たのが、感性の発掘にも役立つこの体操なのです。

次回、内容についてもう少し深く触れて行きます。興味がある方は即桂にご連絡を!

フォーシーズン通信6月号

6月といえば梅雨の時期。最近の梅雨時の雨はしとしとではなく、ざーざー雨が多くなり豪雨の危険もあるようですが、この時期をイメージする色は、紫系の色ではないでしょうか。何と言っても、梅雨時に美しい花は紫陽花です。青紫がよく目にする色ですが、赤紫にも色を変えるのがアジサイの特徴で、だから花言葉は移り気です。さて、紫系の花というと藤の花、ラベンダー、菫、菖蒲など、そのまま色名になっているのも多いですね。

紫という色は高貴なイメージがありますが、古代からこの色は貴重な色だったからです。染めにくいものであったからですが、それが一般的ではなく、特別な色のようにもなったのでしょう。

紫系と言っても、赤紫と青紫、淡い藤色、ラベンダー色ではイメージが違います。パーソナルカラーでは、紫の色を持っているのは、菫色を持っているスプリング春タイプと、ロイヤルパープルを持っているウインター冬タイプの方たちです。これは、色とホルモンの関係にも表れているのですが、この色が恐怖や不快を感じやすいという事もあるようです。ナイーブな春の人と繊細な冬の人だからでしょう。サマー夏タイプにはラズベリーレッドという赤紫がありますし紅藤色やオールドライラックも持っています。皆女性的な優しくも妖艶さもあったりする色ですね。オータム秋タイプには渋い色、プラムという赤紫系はあります。暗めの和の色で落ち着いています。秋の方のどっしり感がありますね。

脳に及ぼす影響としての紫は、危険への警報という作用があるようで、この色は多様しない方がいいようです。青紫になると、自律神経を刺激して食欲抑制という作用があり、集中や安定効果となるようです。

鈍い光となる梅雨時だから、青っぽい色や紫系の色が映えます。雨粒が乗ったアジサイの花の美しさは、以前写真に凝っていた時の私を、何度もハッとさせたものです。春の花はカラフルで賑やかですが、梅雨時のしっとりした花も心和ませます。鬱陶しくなる6月ですが、雨続きの日々を色彩と共に楽しみましょう!f:id:gekidan1:20190614092725j:plainf:id:gekidan1:20190602155631j:plainf:id:gekidan1:20180602174755j:plain

フォーシーズン通信5月号 2

パーソナルカラー自己診断は危険です!

先日、久しぶりにある女性のパーソナルカラー診断を致しました。お悩み相談室にいらした方のお悩みは、御自分が分からないというもの。パーソナルカラーで自分を知ろう、という私の趣旨が活かせる場でした。

さて、彼女のお話を聞き色遊びなどもして、いよいよ診断となったので、髪目肌のそれぞれの色をチェックしましたら…それまでのお話や色遊びからのイメージやお顔全体から受けた印象と違っていたので、ちょっと驚きました。つまり、実際にテストカラーのドレープを当ててみなければ分からなかったのです。これは決して自己診断では出来ない事です。

結果は、当初こちらが思っていた通りとなりました。髪色、目の色、肌の色のバランスによってタイプの違いがおよそ見えて来るのですが、それだけで判断出来ない事が判明しました。

人の顔の印象は、もっと複雑なんですね。これは決して自分で分かるものではありません。客観的な目が必要ですし、内面を様々な観点から知らなくてはなりません。似合う色を知りたいだけという方でも、それは自分を知る事に繋がるわけで、それには人間観察の鋭いカラーリストの力が是非とも必要になるのだと思います。どうぞ皆さま、ネットで御自分のパーソナルカラーを知ったつもりにならないでください。パーソナルカラーは自分を活かす自己表現ではありますが、周囲を明るくする力を持っています。それが結果的に世の中を明るくするのだとf:id:gekidan1:20190411091124j:plain思います。人間関係を円滑にするためにも、大人になったら誰もが御自分のパーソナルカラーを知る事は必要だと思います。

いつでもカラーリスト桂は、お待ちしてますよ。お悩みがある方はもちろん、悩みなどなくても、奥深いパーソナルカラーの世界を知りたい方も、どうぞ御連絡ください。出歩けない方は、出張も致します!