フォーシーズン通信 夏旅の風景

f:id:gekidan1:20190902104551j:plain2019年の夏旅は、8月下旬になった事もあり、天候も雨模様の日が多かったのが残念!それでも初の四国入りをしました。

さて各地の風景から、(ほとんど駅周辺ですが)それぞれの街のエリアカラーや雰囲気を辿って行きたいと思います。写真の①〜④は岡山の街。路面電車が走っていて、それだけでも穏やかな雰囲気を感じます。新しい建物、ビルも立ち並んでいても、駅から近場に川が流れ緑溢れる公園があり、向こうに岡山城が眺められます。③の古い食堂らしき平屋のお店や、④の緑の街路樹をバックにした可愛らしい交番などがあって昭和がまだまだ残っています。全体的に街中に緑が多いですが、明るさよりも渋さを感じます。和色の中にモダンな色がアクセントになっているような…。⑤〜⑨は、四国地方になって松山。こちらも路面電車が走っています。やはり愛媛県なので電車はみかん色。緑の樹木をバックにオレンジ色が映えますね。⑦はモクモクした樹木の絨毯の上に、お城らしき建物が見えます。⑧の駅舎も昔ながらの可愛い建物。建て替えて新しく立派な駅舎に変わっている所が多いのでほっとします。松山は、みかん色の温かさが街を表していますね。⑩は途中下車した高松駅舎。新しくなっていますが、スマイルステーションとなっていて、モダンでもチャーミングですね。⑪〜⑬が徳島。落ち着いた雰囲気がありますが、駅前は南国ムード。徳島は水都なんですね。バスの車体は水色だったし、⑬の電車の色も白と水色。⑫は駅内の通路にかかっていた阿波藍の横断幕。昔ながらの通路にぴったりです。阿波踊りはずっと続いているお祭り。全体的に青系のエリアカラーですが、太平洋側や日本海側の海沿いの町とは違う明るさの中の伝統が息づいているのが、四国のようです。さて、⑭は四国ではありませんよ。名古屋市内に残る古い町並みです。あいちトリエンナーレで訪れた四間町で入った古民家カフェ。店主さんとの会話から、穏やかなムードが感じ取れ、大都会名古屋にこういう場所が残っていて、アートイベントに活用されている事に、ちょっと感動しました。⑮⑯も名古屋です。⑮は映画館。名前がいいですね。芝居小屋かと思ったら映画のロードショー館なんです。昭和の映画館のままの懐かしい建物に地方都市の良さを感じました。⑯は公園内にある名古屋市美術館の地下にあったオブジェ。モダンでも派手さはなく親しみやすい建物の地下もほっとする空間でした。名古屋市のエリアカラーは、モダンな都会色の中に昔ながらの和色が挟まれているようでした。