桂明未劇場 前半4人を終えて

毎月一回上演している一人芝居「丸山家の人々」が、6月25日で前半の4人を終えました。7月は休演という事もあり、ここでパーソナルカラーも絡め振り返ってみたいと思います。

まず、第1回は真理の独白でした。真理は、丸山家の次女で23才。元々明朗活発元気な娘ですが、感受性が豊かという事もあり、父親の死を経て屈折した心を抱えていました。3月26日に心の内を吐き出して、本来の元気さを取り戻して行きましたね。彼女のパーソナルカラーは、御案内のオレンジの花にあるように、春の人です。キュートでナイーブな女の子ですね。

2回目は香織の独白。香織は丸山家の長女で26才。長女らしくしっかりして落ち着いた娘。でも既に6年前に子を妊娠していてアフリカ人と結婚ケニア在住のお母さん。久しぶりに日本に帰国したのです。彼女は、パーソナルカラーのタイプは秋の人。私が選んだ彼女を表す花は、紫色の花。古風なイメージで辛抱強さを感じたのですが、思い切った行動にも出るのは、ぐっとエネルギーを溜めているからでしょうか。

3回目はミキのお喋り。独白としなかったのは、彼女が丸山家の人間じゃないのに6年前関わりを持ってしまった人で、一人でお喋りに来たという感じにしたかったのです。31才独身。パーソナルカラーは、軽い乗りのフワフワした夏の人です。選んだ花は、軽い花弁のピンクの夏の花。ピンクが好きな夏タイプにぴったりです。

そして、先日6月25日上演したナオミの独白となります。ナオミは黒のドレスが似合う41才のスナックを経営するママ。彼女は、丸山家と微妙な関係の人。東京の山の手に住むお金持ち家庭とは別世界で生きる、自由で派手な女。パーソナルカラーは冬タイプ。大胆に見えて傷付きやすい繊細な人で臆病だったりします。選んだ花は、華やかな濃い目のピンクの薔薇。バラにはトゲがありますが、それは身を守るためですよ。

これでパーソナルカラーの4タイプは揃いました。後の4人も4タイプのどれかになるのですが、そこは同じタイプであっても、当然ながら違う個性を持っています。でも基本的な部分は同じです。同じ25色を持っているのですから。後はどの色を出して生きるようになるのか、でしょうか…f:id:gekidan1:20210612100736j:plain

では、8月から再開する桂明未劇場でお会いしましょう!