気紛れカラー講座「配色イメージワーク」7

5月も下旬になり、梅雨の気配も感じられるこの頃ですね。さて、今回のカラー講座も、前回までとはまるで違う色調の色たちについてです。

4月下旬にユートリヤのプラネタリウムでのイベントに行った時に受け取った御案内用紙が、素敵なデザインでした。夜のイメージはそのまま表現されてますが、配色イメージワークではどこに当たるのか知りたくなりました。

大きな区分だと〈おだやか〉の中のフォーマルです。まさに星空ショータイムの雰囲気にぴったりの配色たちです。フォーマルなイメージの中でも〈崇高な〉とか〈尊い〉〈荘厳な〉の5色配色がこの宮沢賢治の世界にも合っているように思えます。この星を散りばめた色のグラデーションが素晴らしい絵になってます。フォーマル全体を見てみると、色相は同じでも明度が上がって淡い色調になると〈高雅な〉白っぽいパープルブルーが入ると〈神聖な〉白が加わると〈正式な〉とか〈正統な〉とかになります。このフォーマルの区分の代表イメージは、気高いですが、フォーマルの気高さは白が入った⑨になるようです。宮沢賢治を表す配色表現としては、どの言葉がぴったりでしょうか?やはり白が入っていない配色の方が、私は合っているように思えます。どちらにしても、やはり夜になると見えて来る星と宮沢賢治のイメージが合致していたようです。彼のパーソナルカラーも分かるようです。

人をイメージする時にも、この配色イメージワークは参考になりますね。色彩に言葉を結び付ける事で、イメージが広がって行きます。興味が湧いた方は、次回も楽しみに!