気紛れカラー講座9

久しぶりのカラー講座です。これまでは「配色イメージワーク」を参考に、言葉とカラーの関連をお話して来ました。

しかし、今回は季節が秋に移って行く時期という事もあり『カラーと感情』について考察したいと思います。

9月の半ばとなる13日に、紅葉シーズンでもないのに、黄色く染まった一枚の葉が、私の方にはらりと落ちて来ました。ちょうど木の下だったので、木から落ちた葉っぱだとは思いましたが、まだ緑色の葉のはずなので、びっくり!

その日の私は、ちょっと心が沈んでいて、身体も重い感じでした。すっきりしない日でしたが、その葉っぱの黄色が、少し心を軽くしてくれたんです。〈黄色〉が脳に及ぼす影響は、笑いを生み鎮痛作用があるのは、医学的に証明されているようです。つまり黄色という色の効果は、明朗。パーソナルカラーでもスプリングの春タイプが多く持っている色で、このタイプの持ち味にもなってます。因みに私桂は春タイプです。まあ、普段は明朗活発な私ですが、もちろん時には落ち込みます。それでも黄色の持ち味の私だからこそ、季節としては初秋。まだ暑さが残る時期の色付いた葉に反応したのかもしれませんね。私の感情に、この葉っぱは影響を与えました。明るい気持ちにしてくれたんですから、カラーの力は大です。そう言えば、半分赤くなった緑の葉も落ちてましたが、そっちには反応せずです。所で、紅葉した木を眺めると、どんな気持ちになりますか?当然美しく思いますが、この彩度が高く明度が抑えられた赤の集まりに、興奮しませんか?〈燃える秋〉と言われますが、心も燃えて来ますね。赤色は、よく知られているようにアドレナリンが分泌されて、血流を促進し、興奮や情熱への効果があります。これから秋という心落ち着く季節がやって来ます。心を高揚させてくれる自然な赤色と黄色が待ち遠しいですね。となれば、パーソナルカラーのオータム秋タイプの方たちも、落ち着いた彩度の高い赤を持っています、表に中々出なくても、秘めたる情熱を持っているのでは…

という事で、カラーの力は大きく、人の感情が色々と作用されます。心が沈んだ時、元気付ける明るい色。ここぞという時の勝負色。色と仲良くなって色たちを活用しましょう!色とホルモンには、深い関係がありそうですよ。

秋は食欲やファッションの季節です。身近な色との付き合いに、私桂がアドバイスさせていただきます。どうぞお気軽に、お声を掛けてくださいね。