2021年桂明未劇場「丸山家の人々」第一回目を終えて

早々と桜が満開になった東京ですが、今年の私はゆっくり桜見物をする事はなく、慌ただしく日々を送っています。11月まで一人芝居をするからですが、一回目が終われば、すぐ2回目の台本作りをし、稽古の毎日です。

さて、一回目「真理の独白」はどうだったのでしょう。どうにか無事に終わり、私はほっとしています。何と言っても、超久しぶりの芝居。人前で一人芝居をやったのは、いつだったか…昔、桂明未劇場という月一の芝居をしていた事はありました。会場を変えて同じ設定の芝居を。でも今回のは同じ会場で毎回違う役を演じる芝居。それも役者桂は、もう遥か昔の事。今回は、自作台本をしっかり伝えられるかどうかが大事で、ほとんど演出家桂の出番は少なかったのです。どうにか最後まで台詞の言葉を繋げられて良かったです。

独白劇なので、当然動きも少なくなります。言葉一つ一つが私の思いが詰まった台詞なので、台詞が飛んでしまうのが一番心配でした。多少、言い直しがあったのは残念。しかしアドリブ芝居にはしたくなかったので、しょうがありません。次回からは、一度経験した事もあり、余裕が少しはあるので、自由なアドリブ的な芝居が出来るかと思います。何と言っても、一ヶ月の間での芝居創りです。若くはない(心は二十代、いやもっと若い?)頭に詰め込むのはキツい。肉体的にもキツくなるので、自由度を高めたいと思っています。

どうぞ皆様、4月の一人芝居もよろしくお願いします。