気紛れカラー講座10 おめでたい色について

2023年はもう10日。お正月気分ではいられませんが、新年を迎えて考えた事が…何故、赤と白の配色は、おめでたいのか。

赤は進出色で目立つ色。波長が長いからですが、生理的には血流を促進させます。情熱的な色なのは、そこからも頷けますね。ここに載せた配色イメージワークの写真は冬の行事ですが、節分以外は皆赤色が入ってます。5色配色になるので、お正月は渋い色も加わった和のイメージですが、赤白が目立ってますね。白は太陽光の色でもあり、神聖なイメージもありますし、感覚としてはシャキッとします。そういう点から考えると、明るい陽のイメージが赤白から感じられ、お目出たい色になるのは納得です。黒白じゃあ、明るい気持ちになりにくいですよ。お正月から外れますが、バレンタインデーの配色は、赤系オンパレードですね。女性的な配色ですが、告白には熱があり、優しい気持ちや暖かさも感じられる配色です。バレンタインデーが冬の行事だからこそ、こんな配色になっているようにも思えます。冬のイメージには、グレイッシュな感じがありますけど、澄んだ空気に鮮やかな色が映えるのも冬の特徴です。あ、パーソナルカラーの冬タイプも、コントラストのタイプ。強弱の色を持っている方達ですよ。そして白黒付けたがる、はっきりしたタイプでしょうか…

太陽がある限り、この世は色彩に囲まれた世界です。カラーに興味ある方は、是非私桂と、その世界を楽しみましょう!本年2023年も、よろしくお願いします。