カラーセミナー「配色イメージワーク」4

久しぶりのカラーセミナーです。今回は、配色イメージワークの区分、カジュアル③「にぎやか」です。この言葉だけで、カラフルな色彩表現がイメージされますね。f:id:gekidan1:20220305100604j:plain

5色配色を御覧ください。前の「楽しい」から比べると、ずいぶん彩度が高くなって、派手な色たちのオンパレードです。それでも、それぞれ見て行くと、違いはあります。それこそ〈派手な〉と〈活気ある〉では入っている色がちょっと違ってます。緑やオレンジが加わっているのが〈活気ある〉です。オレンジは元気色、緑は新緑の5月が浮かびます。賑やかな人のイメージも単に派手な人と活気ある人では、イメージが違ってますよね。それに〈活気ある〉には紫色がありません。他に紫色がないのは〈鮮明な〉ですが、くっきりした青が効いてます。

もう一つ、にぎやかな表現の特徴として、黒が入っている言葉に〈はなやかな〉があります。配色に違いがあるのが面白い。はなやかな、でも青緑色が入ると爽やかな感じが加わり、クドイ感じだけではなくなります。黒が入っているのは、無彩色黒にも華やかさがあるからでしょうか。パーソナルカラーでは、ウインターの方たちだけが、黒を持っていますが、華やかな人が多いですね。にぎやかなイメージの言葉としては、他に〈奔放な〉〈トロピカルな〉がありますが、皆ビビッドな色が並んでいて本当に賑やかです。

カジュアルな色は、パーソナルカラーでは春タイプ、スプリングの方のイメージですが、今回の「にぎやかな」の5色配色では強い色が多く、冬タイプ、ウインターの方の色のようです。ただ冬タイプは、極淡い色も持っているコントラストの方たち。賑やかなイメージは春タイプでも、一つ一つの言葉からは、クールな冬タイプの人たちにも当てはまるのでは。そうなのです。案外、賑やかさを冬タイプの方も持っていますよ。

さて冬から春の今、桜のシーズンももうすぐですね。北国ではまだまだ寒いでしょが、確実に季節は春に向かってます。カラフルな色が溢れる春は、やはりウキウキします。そう、カジュアルな色たちは、そんな色たちですね。花粉症の方たちにとっては、辛い春でしょうが、カラフルな花たちの共演は、春だからこそです。大いに楽しみましょう!

今回もお読みいただきありがとうございます。日常の友として、色たちを活用していただければ幸いです。